遠刈田伝統こけし工人
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朝倉光洋(宮城県)
遠刈田系こけし工人・朝倉英次の次男として生まれる。
平成元年、全国こけし祭で『仙台放送賞受賞』、みちのくこけし祭で『毎日新聞社賞受賞』など受賞多数。
平成三年、アメリカ・デラウエア州にて、ロクロを使った実演とこけし絵付けの指導を行う等、啓蒙にも努める。
朝倉光洋の父の英次は名門・周治朗家本家の出身で、各地で修行を重ね、仙台に落ち着いた工人です。
光洋は本家である遠刈田の佐藤照雄に師事して修業。進取の精神にあふれ、意欲的な作品は光彩を放っています。
左写真は父の遺した胴模様のボタ菊を採り入れ、従来の作風を一歩進めた逸品です。